



◆イオンモール草津 CASBEE評価結果
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/accredited_pdf/0043.pdf[PDF]
■潜在自然植生に基づいた落葉広葉樹林を創出
調査によって、現存植生として認められた
・アベマキ-コナラ群集
・ムクノキ-エノキ群集
の2群落の創出を目指しています。
■田んぼづくり
建設予定地は、以前は水田が広がってたので、
イオンモール内でも田んぼを復元し、畦や土手にチゴザサ-アゼスゲ群集、チガヤ群落など現存していた植物群落を移植しました。
一般の方や地元の小中学生を対象に、地域交流を通した環境教育を実践します。
田植え体験イベントの様子[滋賀ガイド]
http://www.gaido.jp/clickalbum/detail.php?ID=2014&gaido_code=1
■ヨシ群落再生施設の設置
近隣のヨシ群落再生事業に貢献するため、イオンモール内にヨシを育成する施設を設置します。
植栽場所に応じて、施肥や水質管理・雑草の除去など、品質管理を徹底します。
■チガヤの創出
琵琶湖周辺や近隣の里地で見られるチガヤ草原を再現することで、草津の原風景を再現しました。チガヤの創出に際しては、現地の植物の遺伝子資源を用いてチガヤの苗を復元しました。
■ハマヒルガオの植栽
琵琶湖岸に生育するハマヒルガオを混植することで、湖岸の砂浜の環境により近いものを再現しました。
■自然の管理に任せた森づくり
建設予定地の潜在自然植生に基づき、カナメモチ-コジイ群集・アラカシ群集を植栽ました。
植栽後、2〜3年はメンテナンスを行い、その後は自然の管理に任せることで、限りなく自然に近い森林を形成します。
■植樹祭の開催
近隣住民の方やボランティア、そしてイオンモール草津スタッフなど、合わせて約3,100人の方に参加いただき、「イオンふるさとの森づくり植樹祭」を開催しました。
植栽予定の約68,000本のうち、46種、21,000本を植樹しました。
植樹祭の様子[滋賀ガイド]
http://www.gaido.jp/clickalbum/detail.php?ID=1633&gaido_code=1
■琵琶湖畔特有の湿地植物群落の設置
琵琶湖岸に広く分布していたチゴザザ-アゼスゲ群集やカキツバタを植栽し、豊かな自然環境が残る琵琶湖畔の原風景の創出を目指します。
■湖岸の景観に配慮
建物沿いには、高木および低木を配置することで湖岸の景観に配慮しています。
■ホタルの生育環境を再現
イオンモール草津付近に流れている狼川流域には、かつては多くのホタルが飛び交うような自然がありました。
なぜ、ホタルがいなくなったのか?
ホタルの住む環境とは?
ホタルをはじめとする水生生物が生息できる水環境について考えます。
■生物資源の活用
イオンモール内で栽培した植物の種子を採取し、地域産の植物として他の緑地計画や自然再生事業に活用します。
■研究機関との連携
イオンモールでの屋上緑化面積の一部を、県内大学の研究フィールドとして提供し、科学的な知見に基づいた評価を行います。
こうして得た成果は、他の屋上緑化事業へ貢献することが期待されます。